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オーナー通信2026.02

オーナーの皆さま、こんにちは。西王不動産です。
寒さが厳しい季節となりましたが、オーナー様におかれましては、日頃より物件の管理・運営にご尽力いただき、誠にありがとうございます

さて、2月から3月にかけては、毎年多くのオーナー様にとって「確定申告」の時期となります。
「毎年やっているから大丈夫」「税理士に任せているから問題ない」と思っていても、申告内容を十分に把握できていないことで、本来受けられるはずの節税効果を逃しているケースは少なくありません。

今回は、不動産オーナー様が陥りやすい確定申告の落とし穴と、日頃からできる帳簿整理・効率化のポイントを整理しました。
ぜひご自身の状況と照らし合わせながらご覧ください。

■ 1.  不動産収支でよくある申告ミスとは

不動産所得の確定申告で多いのが、「経費の計上漏れ」や「誤った処理」です。

たとえば、
・修繕費と資本的支出の区分を誤っている
・管理会社への支払手数料を計上していない
・交通費や通信費など、按分できる経費を見落としている
といったケースはよく見られます。

特に修繕費については、「全額経費にできると思っていたが、税務上は減価償却が必要だった」という指摘を受け、後から修正申告が必要になることもあります。
日頃から支出内容を正しく理解し、領収書の段階で整理しておくことが重要です。

■ 2.  減価償却の計算を“なんとなく”で済ませていないか

建物部分の減価償却は、不動産所得における節税効果が大きい一方で、計算が複雑な項目です。

・建物と土地の按分割合
・中古物件の耐用年数の考え方
・設備(給湯器・エアコン等)の耐用年数

これらを正確に把握していないと、本来より少ない償却費しか計上できていない可能性があります。
「購入時からずっと同じ金額を計上している」という方は、一度計算方法を見直してみることをおすすめします。

■ 3.  青色申告の特典を十分に活用できているか

青色申告を行っているオーナー様は多いですが、そのメリットを最大限活かせていないケースも見受けられます。

青色申告では、
・最大65万円(または55万円)の特別控除
・赤字の繰越控除
・家族への給与計上(専従者給与)
などの特典があります。

しかし、帳簿付けが不十分だったり、必要書類が揃っていなかったりすると、これらの特典が受けられないこともあります。
「とりあえず青色にしている」という状態になっていないか、今一度確認してみましょう。

■ 4.  帳簿整理は“まとめて”ではなく“こまめに”

確定申告直前になってから、1年分の領収書や通帳をまとめて整理するのは、大きな負担になります。

最近では、
・クラウド会計ソフト
・スマートフォンでの領収書読み取り
・管理会社からの収支報告データの活用
など、帳簿作成を効率化できるツールも充実しています。

「毎月5分だけ整理する」「収支報告が届いたらすぐに保存する」といった小さな習慣を作ることで、申告時期のストレスを大幅に軽減できます。

■ 5.  相談のタイミングは“申告直前”では遅いことも

税理士や専門家への相談は、申告期限ギリギリでは十分な検討ができないことがあります。

・物件購入や売却があった年
・大規模修繕を行った年
・法人化を検討している場合

こうしたケースでは、事前の相談が節税やリスク回避につながります。
可能であれば、年末や1月中に一度状況を整理し、早めに専門家へ相談することが理想です。


おわりに

確定申告は、単なる年中行事ではなく、オーナー様の手元資金や将来の投資計画に大きく影響する重要な手続きです。
「知らなかった」「いつも通りやっていた」ことで、結果的に損をしてしまうのは非常にもったいないことです。
今年の申告をきっかけに、一度ご自身の申告内容や帳簿の整理方法を見直してみてはいかがでしょうか。

西王不動産では、管理物件オーナー様からの収支整理や専門家のご紹介などのご相談も承っております。
「何から確認すればいいか分からない」という方も、お気軽にご相談ください。

正確な申告と無理のない管理で、安心できる賃貸経営を続けていきましょう。

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