オーナー通信2025.11
今のうちから準備できる「凍結・除雪」対策
オーナーの皆さま、こんにちは。西王不動産です。
山形の冬は、毎年想像以上に厳しいものです。気温の低下と積雪により、物件のトラブルや入居者様からの緊急連絡が急増する時期でもあります。
オーナー様にとって冬の備えは、資産価値を守るだけでなく、入居者様に安心して暮らしていただくための大切な仕事です。
本日は、今のうちから準備できる「凍結・除雪」対策をまとめました。
早めの行動で、真冬に慌てることのないよう、一緒に確認しておきましょう。
■ 1. 給水・給湯設備の凍結防止
冬の代表的なトラブルが水道管の凍結・破裂です。凍結は、氷点下が続く深夜から早朝にかけて起きやすく、破裂に至ると修理費も高額になりがちです。
【対策ポイント】
・水抜き方法を周知
給水管・給湯管の水抜き方法を、入居者様にあらかじめ書面や掲示でお知らせください。
県外からの学生さんなど、水抜きの手順を知らない方も多いので、写真付きの説明が効果的です。
・凍結防止ヒーターの点検
凍結防止用の電熱ヒーターが設置されている物件では、正常に作動するかテストを行い、断線や故障がないか確認を。
通電確認ランプが点灯しない場合は交換が必要です。
・屋外蛇口や散水栓の養生
利用しない蛇口は水を抜き、保温材や専用カバーを取り付けておきます。
簡易的にタオルとビニールテープで保温する方法も有効です。
■ 2. 給湯器・ボイラー周辺の管理
給湯器や灯油ボイラーも、凍結による故障が多い設備です。
もし不在期間が長くなる場合は、必ず水抜きを実施いただくように依頼を。
「電源を切ってしまうと凍結防止ヒーターも止まる」点は、入居者様が誤解しやすいため、注意喚起を徹底しましょう。
【チェック項目】
・給湯器の電源プラグが抜けていないか。
・給湯器の凍結防止ヒーターが作動するか。
・配管周囲の保温材が劣化していないか。
■ 3. 屋根・雨樋・排水の積雪対策
積雪が原因で発生する雨漏り・破損事故も、冬場の代表的なリスクです。
【対策ポイント】
・雨樋・排水口の清掃
落ち葉や土が詰まっていると、雪解け水が行き場を失い凍結・膨張し、破損の原因になります。年内に一度は清掃を実施しましょう。
・雪止め金具の確認
雪止めが破損・欠落していると、落雪事故のリスクが高まります。修理・増設の検討も必要です。
・屋根の点検
老朽化した屋根材は積雪荷重に耐えられず、漏水や一部崩落を招きかねません。雪が積もる前に点検・補修を済ませておくと安心です。
■ 4. 除雪・融雪体制の確認
いざ雪が降り始めると、除雪業者の手配は困難になります。
【準備ポイント】
・除雪業者との契約更新
毎年契約している場合は、今年のスケジュール・費用を再確認してください。
・緊急時の対応マニュアル
大雪時の連絡先や、入居者様が使用する共用通路の除雪優先順位を決めておきましょう。
・融雪剤やスコップの備蓄
いざというときに資材が不足しないよう、早めの発注をおすすめします。
・自主管理物件の場合
除雪作業の人員確保、計画表の策定、冬季用の保険(労災や損害賠償)の加入も検討が必要です。
冬の準備は、資産を守り、入居者様の安心・安全を確保するための第一歩です。
特に「凍結・除雪」は初動が遅れると被害が大きくなる傾向があり、修繕コストもかさみます。
早めの点検・業者手配・入居者様への告知を徹底し、今年の冬を無事故で乗り切りましょう。
「どこから手を付けたらいいかわからない」などございましたら、いつでもお気軽に西王不動産までご相談ください。
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