借りたい・買いたい人のお手伝い
不動産の頼れるパートナー

オーナー通信2026.07

オーナーの皆さま、こんにちは。西王不動産です。
厳しい暑さが続く7月は、エアコンの不調に関する連絡が集中しやすい時期です。真夏の冷房停止は、単なる設備故障ではなく、入居者様の健康と日常生活に直結します。連絡を受けてから業者を探し始めると、繁忙期で訪問まで日数を要し、不満や退去意向が強まることもあります。

今回は、エアコン故障を長期化させないための準備と、連絡を受けた後の対応を整理します。

■ 1. 部屋ごとの設備台帳を整える

故障時の手配を早めるには、対象機器をすぐ特定できる状態が必要です。部屋番号、メーカー、型式、設置年、過去の修理履歴、保証の有無、施工業者を一覧にしておきましょう。リモコンに表示されたエラーコード、室内機・室外機の写真、異音や水漏れの動画を入居者様から受け取れるよう、連絡時の確認項目も決めておくと手配が進みます。

経済産業省は、故障の早期発見と夏本番の修理集中を避けるため、シーズン前の試運転を案内しています。今夏に問題がなかった住戸も、来年は春から案内できるよう点検時期を台帳に登録しておくと確実です。

■ 2. 受付当日に「次の動き」を返す

修理が当日完了しなくても、受付の連絡、確認中の事項、業者訪問の見込みを当日中に伝えることで、放置されているという不安を減らせます。入居者様には、無理な分解や配線作業を依頼せず、焦げた臭い、発煙、漏電が疑われる場合は使用を止め、安全を優先してもらいます。

暑さが厳しい日は、環境省の熱中症情報も案内し、涼しい場所への一時移動、水分補給、体調不良時の救急相談を促します。高齢者や乳幼児がいる世帯では、訪問日まで待てる状態かを早めに確認してください。

■ 3. 修理と交換をその場しのぎで決めない

判断材料は、修理見積だけではありません。設置年、故障履歴、部品供給の見込み、再故障の可能性、同時期に設置した他住戸の状態を並べて検討します。修理を繰り返して訪問回数が増えている機器は、交換した方が入居者対応と管理コストを抑えられる場合があります。同型機が複数ある物件では、壊れた順に対応するのではなく、更新候補をまとめて見積もる方法も有効です。

■ 4. 代替対応と記録を決めておく

訪問まで時間を要する場合は、代替機の貸出し、一時的な居室移動、近隣施設の利用案内など、物件と世帯状況に応じた対応を検討します。対応開始日、使用できなかった期間、故障原因、連絡履歴、代替対応、修理完了日を残してください。

民法では、使用・収益に必要な修繕を賃貸人が行うこと、賃借人の責任でない理由により一部が使えなくなった場合は、その割合に応じて賃料が減額されることが定められています。実際の対応は、故障の範囲、期間、契約内容によって異なるため、記録を基に個別に判断する必要があります。


おわりに

エアコン対応は、故障後の手配だけでなく、設備情報と連絡手順を整えているかで差が出ます。
西王不動産では、設備台帳の整理、修理・交換の見積もり、入居者様への案内まで対応しています。気になる住戸がございましたら、早めにご相談ください。

【免責事項】
本メルマガの内容は、不動産投資や管理運営等に関する一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の物件や事案への個別助言を行うものではありません。
具体的な運用や意思決定にあたっては、オーナー様ご自身の責任において、必要に応じて専門家(税理士、弁護士、行政書士等)へご相談ください。
なお、本メルマガの内容に基づいて行われた判断や行動により生じたいかなる損害についても、当方は一切の責任を負いかねます。予めご了承ください。

お問い合わせ